大切にしてきたぬいぐるみを人形供養するのがおすすめな理由
人形やぬいぐるみは捨てられない人が多い
人形の持ち主は子供が多いと思います。小さな子供にとって、人形は宝物であり、友達であり、大切な存在なのです。一緒に寝るなど生活をともにすることもあるでしょう。それでも成長とともに人形と疎遠になることはよくあります。そうなるといつのまにか痛んできたり、どこにいったのかわからなくなったり、さらには処分に困るといったことも出てくるのです。そうなっても思い出の多い人形ですから、簡単に処分できない人が多いのです。
ぬいぐるみや人形には魂が宿る
日本には古来より、生きとし生けるものと同様にものにも魂が宿るとされてきました。その中でも人形は人の形を模したものですから、より魂が宿りやすいとされてきたのです。人と同じように接し、ときには話しかけることもあるでしょうから、魂が宿るということも頷けるものでしょう。そういった魂が宿る人形ですから粗末に扱うわけにはいきません。そして、形あるものはいつか壊れることもあります。人と同じように別れがやってくることもあるのです。
感謝と愛着を伝える
子供の頃より、物心ついたときから一緒に過ごしてきた人形を手放すのはとても悲しいものです。人と同じように接してきた人にとっては断腸の思いを持つ人もいることでしょう。そういった人には、人形供養がおすすめです。供養というと死後の世界のことのように思いがちですが、子供の成長を願うこと、それとこれまで一緒に過ごしてくれたことへの感謝の気持ちのほうが強いのが人形供養の特徴です。大切に接してきた人形だからこそ、「処分」ではなく「人形供養」が必要なのです。